テキスト・問題集【1冊目】の学習

テキスト・問題集【1冊目】の中身ですが、前半が基礎科目学習・後半が応用科目学習に分かれています。

 

勉強の仕方ですが・・ただ読むだけです。(文具は一切つかいません。マーカーもなしです)                 

 

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@基礎科目を読む。(1回目)

ゆっくりでもよいので、理解しながら読みすすめてください。恐らく、翌日には、前日に学習した内容を忘れていると思います。
でも戻ったりしないで先へ進んでください。 

 

【人間は忘れる動物なのです。記憶に定着させるには繰り返しが必要です。
私は、知識とは、漆塗の漆器と同じだと考えています。何度も繰り返し漆を塗って完成します。

 

1回塗り終わったら時間を置いた後、塗り返すのです。】

 

1回目を読み終えた後、先に学習した内容は、ほとんど忘れていると思います。でもOKです。2回目の漆を塗っていきます。 

 

応用科目はまだ早いですよ焦らずに・・・・・

 

A基礎科目を読む。(2回目)

1回目と同じくただ読むだけです。

 

読みながら感じる点が出てきます。あーそうだったと・・・

 

この瞬間に記憶が形成されていきます。

 

2回目は1回目よりは、早く読み終えることができます。 

 

また、どうしても理解できない点・暗記ができない点があると感じます。これこそが大きな進歩なのです。自分の弱点を知ることができたのだから・・・

 

【2回目で理解できた頭の良い方は方は、応用科目へ進んでも良いと思います。私のような凡人は3回目の漆を塗りました。】

 

B基礎科目を読む。(3回目)

3回目も読み進めます。理解できている点が多くなり読み込みもかなり早くなっています。

 

途中、数か所まだ理解・暗記ができていない箇所があると思います。

 

そこは集中して読込暗記してください。

 

また、ページの余白に印をつけておいてください。試験前に重点的に見直します。

 

3回目を読み終えた頃には、少し自信がついてくるとともに、絶対に合格してやるという気持ちが出てきますよ。

 

また学習習慣が身について、勉強したくてたまらない気持ちが芽生えます。

 

このような気持ちが出てきたら、もう合格したようなものです。もう少しがんばりましょう。

 

C応用科目を読む(1回目)

ようやく応用科目に進みます。
応用科目は基礎科目より学習しやすいです。出題される問題のパターンは毎年同じ程度で、割りとスムーズに進みます。

 

計算問題が多いので、暗記というより算数の問題です。決まった公式を覚えておけば、点数を稼げる科目なので、例題を多く学習しパターンを把握しておけば大丈夫です。

 

1回目は、考えても無駄なので、例題と解説読みながらを解き方を学習してください。どの計算式=公式を使うのかを理解してくださいね。

 

試験本番で問題がかわっても数値を計算式にあてはめるだけですから、中学生でも解けますね。(笑)

 

D応用科目を読む(2回目)

1回目を読み終え、応用問題の方が解きやすいと理解できた頃と思います。2回目を読み進んでください。

 

計算式を忘れている部分は、正確に覚えてください。

 

僕は基本的に文具は使わないのですが、必要であれば紙に書くなどしてください。
頭と手を連動させることで覚えやすくなります。

 

これでテキスト・問題集【1冊目】は完了です。 充実感が沸いていると思います。  

 

ではテキスト・問題集【2冊目】へ進みます。少し難しくなりますが基本を学習しましたから恐れることはありません。

テキスト・問題集【2冊目】の学習

テキスト・問題集【2冊目】の中身ですが、@基礎科目学習 A応用科目学習 B過去問題集の3部で構成されています。

@基礎科目を読む。(1回目)

勉強の仕方ですが・・・・・1冊目同様に、ただ読むだけです。 
(文具は一切つかいません。マーカーもなしです)

 

1冊目より少し難しくなっているなと感じると思いますが、基礎ができているので解説を読んでも理解しやすいと思います。

 

最初から2冊目のテキスト・問題集から、とりかかっていた場合には理解は難しく、学習を挫折していたかもしれません・・・

 

1回目なので多少あいましな点があっても、戻らずに先へ進んでくださいね。

 

A応用科目を読む。(1回目)

1冊目で覚えた計算式を利用して問題に取り組んでください。あまり問題内容に変化がないことに気がつくと思います。
多少、変わった問題があったら覚えるようにしてください。

 

B基礎科目を読む。(2回目)

理解している箇所はもう飛ばして、あいまいな箇所に集中して学習してください。時間は大切なので・・

 

C応用科目を読む。(2回目)

問題パターンと計算式を理解しているか確認しながら学習してください。パターンを全部覚える気持で取り組んでくださいね。

 

D過去問題集

過去問題集には、遅くとも試験日の1か月前から取り組みしてください。時間を要するので休日を利用して図書館等で学習してください。
※過去問は5年分あります。古い問題から取り組んでください。

 

(ステップ1)
最初の2年分は時間を気にせず解答してください

 

恐らくまだ合格点にまで、届いてないかもしれません。

 

誤った問題をピックアップして復習してください(ここ重要です)→自分の弱点を埋めていく作業が大切。

 

(ステップ2)
3年前の過去問に取り組んでください。

 

ここは時間を図りながら解答してくださいね。

 

ポイントは時間がきたら解答を終えるのではなく、終えたら何時間経過していたかを知ることです。

 

時間内に解答ができなかった方は、要因を分析してみてください。
(どんな問題に時間を費やしたか? 考えても無駄な問題に時間を使っていないか? など)

 

ステップ1同様に誤った問題は復習してくださいね。

 

(ステップ3)
直近2年の過去問に取り組んでください。制限時間内に解答を終え、採点してください。

 

今までの学習・復習をしっかりできていれば、合格点あるいは合格点に近い点数になっているはずです。

 

僕の場合は後者です。(笑)

 

何とか行けそうだ!という気持ちになると思います。

 

●ここまでに結構な時間を要していると思います。僕の場合は試験日の1週間前となっていました。

 

 

 

次に、試験前1週間の学習について解説します。

 

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